デジタルブックで会社案内を作成するメリット・デメリットとは?
企業の魅力を伝える会社案内。今までは紙媒体での作成が主流でしたが、最近は会社案内をデジタルブックで作成する企業が増えています。世の中全体でもペーパーレス化が進んでいる今、デジタルブックで会社案内を作成したいと考えている企業も多いでしょう。そこで、デジタルブックで会社案内を作成するメリットとデメリットをご紹介します。
デジタルブックで会社案内を作成するメリット
デジタルブックとは、WEBサイト上で見られる冊子やパンフレットのことを指し、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスから閲覧できるものです。そんなデジタルブックで会社案内を作成することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
印刷コストの削減
会社案内をデジタルブックで作成すると、印刷コストを大幅に削減できます。会社案内を印刷するには、用紙代、インク代、製本代など、さまざまなコストがかかります。また、印刷は印刷会社に依頼することになりますが、最低数十から数百部は印刷しなければなりません。会社案内は、時に変更や訂正をすることになります。その都度、数十から数百部の印刷コストがかかるのです。デジタルブックにすると、そのコストを削減できます。
いつでもどこでも会社案内を閲覧できる
デジタルブックはインターネット環境が整っていれば、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを通して、いつでもどこでも閲覧できるのです。そのためユーザーは、場所を選ばずに見たいときに会社案内が見られるのです。
検索機能やリンク機能がつけられる
デジタルブックには、検索機能やリンク機能がつけられます。検索機能は、ユーザーが会社のことで知りたい特定の情報があるとき、会社案内の中でユーザーが求める情報を探せる機能です。リンク機能は、デジタルブックからほかのWEBサイトへ飛べる機能で、企業のホームページやサービス・商品のページにユーザーを誘導できます。紙媒体では決してできない、デジタルブックならではのメリットです。
過去の会社案内をバックナンバーとしてホームページに掲載できる
会社案内は、取り組む事業が増えたり実績が増えたりして、変更や訂正をすることがあります。そんなとき、デジタルブックで作成しておけば、過去の会社案内をバックナンバーとしてホームページに掲載できるのです。
デジタルブックで会社案内を作成するデメリット
次に、デジタルブックで会社案内を作成するデメリットをご紹介します。
初期費用がかかる
会社案内をデジタルブックで作成するときは、初期費用がかかります。デジタルブックを自社で作成する場合は、専用のツールを購入しなければなりません。また、外注で作るときは、さらに高いコストがかかります。
手渡しができない
デジタルブックはWEBサイト上で閲覧するため、当然ながら手渡しができません。とくに、取引先やクライアント企業との打ち合わせなどで会社案内を渡したいというときに不便でしょう。会社案内を手渡ししたいときもあるという企業は、デジタルブックと紙媒体の併用がおすすめです。
インターネット環境とデバイスが必須
デジタルブックは、インターネット環境とデバイスがなければ閲覧できません。そのため、デジタルブックを配信するときは、インターネット環境と必要なデバイスについてきちんとユーザーに伝えましょう。
閲覧環境で見え方が変わる
デジタルブックは、ユーザーが閲覧するデバイスによって見え方が変わります。パソコンで見ることを前提として作成したデジタルブックは、スマートフォンからは見づらくなるうえ、逆も然りです。そのため、会社案内を見るユーザーがどのデバイスからアクセスすることが多いのかを事前に調査し、もっとも多く利用されるデバイスに合わせたデジタルブックを作成してください。
指定されたURLにアクセスする必要がある
デジタルブックの会社案内は、指定されたURLにアクセスして初めて閲覧できます。そのため、そのURLをクリックしたくなるように誘導しなければならないのです。URLにアクセスするまでは会社案内が見られないというのも、デジタルブックのデメリットといえるでしょう。
会社案内をデジタルブック化する方法
ここからは、会社案内をデジタルブックで作成する方法を見ていきましょう。
専用ツールを使って自社で作成する
自社で会社案内をデジタルブックにする場合、専用ツールを使います。会社案内の原本となるデータを起こしておき、そのデータをツールに落とし込んでいくのです。ツールに落とし込んだら、フォントや画像解像度を選んだり、レイアウトを考えたりしながら作成します。慣れていないと時間がかかってしまいますが、自社で作ることで制作コストが抑えられます。
デジタルブック制作会社に外注で依頼する
自社でデジタルブックの会社案内を作るのが難しい場合は、デジタルブック制作会社に外注依頼するのがおすすめです。自社で作るよりもコストはかかりますが、クオリティの高い会社案内をデジタルブック化できます。また、デジタルブック作成の時間が省けるので、その分本来の業務に注力できるのも外注するメリットです。
まとめ
デジタルブックで会社案内を作成するメリットとデメリットをご紹介しました。会社案内をデジタルブックで作成することで、紙媒体よりも充実した内容にしたりより多くのユーザーに見てもらえたりできます。これから会社案内をデジタルブックで作成したいという企業の方は、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、デジタルブックに企業の魅力を詰め込んでください。