オンライン授業にぴったり!デジタルブックを活用するメリットとは?

公開日:2023/02/15


近年、学校でタブレット配布が進み、子ども達もタブレットやスマホをスムーズに使いこなすようになっています。今後はさらにデジタル化、オンライン化が進んでいくことでしょう。そんな中、デジタルブックの利用に注目が集まっています。今回は、オンライン授業におけるデジタルブックの活用法についてご紹介します。

デジタル教科書とは

デジタル教科書は、タブレットやパソコンで閲覧できる教科書のことです。紙の教科書をデジタル化することで、教科書がなくてもタブレットひとつで教科書を閲覧することができます。今のデジタル教科書は、紙の教科書とほぼ同じものとなっていますが、今後は音声や動画などを盛り込むことにより、楽しく分かりやすいデジタル教科書作りが期待されるでしょう。

そもそもデジタルブックって何?電子書籍との違いは?

デジタルブックとはパソコンやスマホ、タブレットなどの電子機器で文字や写真、画像などの印刷物を読むことができるもののことです。電子書籍と同じでは、と感じる方がいるかもしれませんが、電子書籍は基本的に紙媒体の本を電子データ化し、電子機器で読めるようにしたもの。販売することを前提に作られているため、しっかりとしたルールが決まっており、規定通りの形式でデータを入稿する必要があります。

また、電子書籍を読む際には専用のソフト、デバイスを準備しなければなりません。一方デジタルブックは、電子書籍のように販売前提のものではないので、作る際に厳しい形式はありません。ブラウザで閲覧できるので、専用ソフトやアプリを用意する必要もありません。

デジタル教科書のメリット

デジタル教科書のメリットはどのようなものがあるのでしょうか?詳しく解説します。

紙の教科書を利用しづらい人でも利用しやすい

デジタル教科書はテキストの読み上げ機能があります。文字の読み書きが難しい、遅いなどの学習障害がある子どもなどはデジタル教科書を用いることにより、学習しやすくなる場合があります。

さまざまな機能がある

デジタル教科書は、テキストの読み上げのほかにもたくさんの機能があります。文章や図が拡大できるので、大きくして見たいところを自由に拡大できます。また、マーカー機能があるので、大事なところにマーカーをつけることができ、もちろん修正が可能。教科書だと、一度マーカーをつけてしまうと消せません。

気がついたら、マーカーだらけでどこが大事なのか分からなくなってしまった…といった困りごとから解消されます。グラフなども記録でき何度も書き直せるので、紙がぐちゃぐちゃになってしまったというストレスから解消されるでしょう。書いたものを保存しておけば後から見直すこともでき、保護者や先生も学習の進捗をチェックしやすいです。

デジタル教科書のデメリット

デジタル教科書のデメリットはあるのでしょうか?詳しく解説します。

健康被害が心配

タブレットの画面を長時間近くで見ると、視力低下につながるのではないか、健康に悪い影響があるのではないかという保護者の声があると、デジタル教科書の活用や導入がスムーズに進まない場合があります。しかし、文部科学省によると、デジタル教科書の利用による大きなデメリットはないとされているのです。しかし、タブレットに目を近づけすぎない、見すぎないよう教師の方に注目を向ける時間をとるなど、教師側で適切な利用方法を指導することが必要になるでしょう。

壊れたときの対応が心配

子どもはいくら注意してもランドセルを玄関に投げ捨てて遊びに行くものです。また、大雨の日にランドセル内に水が染みてしまうことも。そのため、精密機器であるタブレットを持たせたくないという保護者もいます。タブレットは保証や保険で故障時はカバーし、保護者に費用負担がない、または少ないようにする、しっかりした保護カバーをつける、天気の悪い日は子どもに持ち帰らせないなど、教育現場側での工夫が必要になるでしょう。

教科書のデジタルブック化は教育現場の負担を軽くする

デジタルブックは教育現場にとってどのような影響を与えるのでしょうか?詳しく解説します。

導入するコストが低い

デジタルブックは導入コストが低いため、コストをかけずに利用をスタートすることができ、予算を大幅に取る必要がありません。デジタルツールは高額なものが多く、デバイスや電子機器の購入が必要なものが多いです。デジタルブックはソフトやクラウド型で作成でき、大掛かりな機器の購入は必要ありません。

資料作成や配布が簡単に行える

デジタルブックは作成が簡単なので、専門の業者などに依頼しなくても先生が資料をデジタルブックで作成できます。何十人分も紙を印刷し、配布するのは時間もコストもかかるものです。しかし、デジタルブックを利用すれば、URLを教えるだけなのですぐに大勢に資料を配布できます。

まとめ

世の中デジタル化やオンライン化がどんどん進んでいます。小学校などでもタブレットが順次配布されており、誰でもタブレットを利用できるようになってきました。しかし子どもにとって、ランドセルの荷物を優しく運ぶというのは難しく、また正しいルールを教えてルールのもと利用させるなどの問題もまだまだ山積みです。しかしタブレット配布が進み、デジタル教科書が普及すれば、子どもたちは重い教科書を毎日持たなくてもよくなるでしょう。

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