飲食業界でもメニューがデジタル化!デジタルブックにするメリットとは
アルバムなどで活用されることが多かったデジタルブックですが、最近では飲食業界でも利用されることが増えてきました。本記事では、飲食業界でのデジタルブックの活用方法とそのメリットについて詳しく紹介します。「まだ導入していないけどメニューのデジタル化を検討してみたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
メニューをデジタル化するメリット
メニューをデジタル化することのメリットは意外とたくさんあります。下記からは、メニューをデジタル化することのメリットを詳しく紹介します。デジタル化を行うかどうかまだ悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
来店しなくてもメニューを確認できる
メニューをデジタル化するメリット1つ目は、来店しなくてもメニューを確認できることです。初めての飲食店に行く際に、来店前にホームページからメニューを確認した経験がある方は多いのではないでしょうか?
すでに一度来店したことがあるお客さんには関係ないかもしれませんが、来店経験のないお客さんからすると、メニューにどんなものがあり、どのくらいの価格で販売されているのか分からないお店には、なかなか入りづらいものです。メニューをデジタル化できれば、ホームページなどから来店せずともメニューの確認ができるようになるため、これまで来店を迷っていたという新規のお客さんを獲得できる可能性が出てきます。
コスト削減になる
メニューをデジタル化するメリット2つ目は、コストの削減につながることです。紙でメニューを作成した場合、座席の数だけメニュー表を印刷しなければいけないため、かなりのコストが掛かってしまいます。しかし、メニューをデジタル化すると印刷を行う必要が一切なくなるため、印刷代や紙代などの費用を削減できるようになります。消費税が変わる際も、新メニューを増やした際も最初の作成時と同様に印刷・紙の費用を削減可能なため、長期的にもコストを削減し続けることが可能です。
注文しやすい
最近ではデジタルメニューから直接商品を注文できるシステムも出てきています。そういったシステムと一緒にデジタルメニューの導入を行うと、お客さんが注文時に店員を呼ぶ必要がなくなり、自分のペースで注文がしやすくなります。
オーダーを取りに行く手間を省ける
メニューをデジタル化することには、オーダーを取りに行く手間を省けるというメリットも存在しています。デジタルメニューから直接商品を注文できるシステムを導入すると、お客さんが注文を自分のスマートフォンやタブレットから行ってくれるようになるため、スタッフがオーダーを取りに行く手間がなくなります。スタッフの仕事量が多く負担を感じているのであれば、デジタルメニューとデジタルメニューから直接商品を注文行えるシステムの導入を検討してみることがおすすめです。
日本語が分からない方でもメニューを理解できる
デジタルメニューでは簡単に翻訳が行えるため、日本語が分からない外国の方でもメニューを理解できるというメリットがあります。外国から来た方もお客さんとして来店してほしいと考えている方は、デジタルメニューの導入を検討してみましょう。
実際にメニューをデジタルブック化している飲食店
業界に先駆けてメニューにデジタルブックを活用している飲食店を紹介します。実際にどのように活用しているのかもあわせて紹介するので、デジタルブックの活用を検討している飲食業界の方はぜひ参考にしてください。
すかいらーくグループ
すかいらーくグループとは、ガストやバーミヤンといったファミリーレストランを運営しているグループです。すかいらーくグループでは、各ファミリーレストランのホームページにてその時利用できるメニューのデジタルブックを掲載しています。日替わりのメニューや季節限定のメニューなども来店せずに確認できるよう配慮されています。
サイゼリヤ
サイゼリヤでは、ホームページ上に各メニューのデジタルブックが掲載されています。多言語に対応しており、日本語だけでなく英語や中国語のデジタルブック等も用意されています。
メニューをデジタルブックにする方法
メニューをデジタルブックにする方法には、自分でデジタルブックを作成できるサービスを利用して作成する方法と、デジタルブック作成代行業者に依頼して作成してもらう方法があります。下記からはデジタルブックを作成するための具体的な方法を紹介します。どちらの方法を利用した場合にも流れや具体的な手順は変わらないため、ぜひ参考にしてください。
なおデジタルサービスにあまり詳しくないという方であれば、デジタルブック作成代行業者に依頼する方法がおすすめで、費用を安く抑えたいと考えているのであれば、自分で作成サービスなどを利用して作成する方法がおすすめです。
データを用意する
まずはメニューの写真やテキストなどのデータを用意しましょう。写真ごとに分かりやすく名前をつけておくとスムーズに作成を進めていくことができます。
データを送る
データを用意できたら、データを送ります。データの送り先は、利用する作成サービスや代行業者によって異なるため、自分が利用するサービスの説明を確認してください。
完成を待つ
データを送ることができたら後は完成を待つだけです。完成するまでにかかる時間は、1週間から2週間程度です。急ぎの場合は、すぐに作成してもらえる業者を選びましょう。
まとめ
本記事では、デジタルブックの活用方法とそのメリットについて紹介しました。最近では、飲食店でもデジタルブックを活用するお店が増えてきました。デジタルブックの活用にはメリットが多く、簡単に作成できるため迷っている方は一度だけでも作成してみてから判断することがおすすめです。本記事がデジタル化を検討している飲食業界の方の役に立てれば幸いです。