ブックレットって何?作り方と制作時の注意点をご紹介!

公開日:2023/12/15

ブックレットって何?

取扱説明書や歌詞カードなどによく見られる、ブックレットの作り方をご存じでしょうか。ブックレットは個人でも作れる小冊子ですが、制作する上で押さえておかなければならないポイントがあるので、ぜひ覚えておきましょう。本記事では、ブックレットの作り方や、制作時の注意点について解説します。

ブックレットとは

ブックレットは、製本された小型冊子です。ほとんどは少ないページ数で構成され、電化製品の取扱説明書やCD・DVDの歌詞カードなどとして頻繁に目にします。ブックレットと似た冊子として、リーフレットとパンフレットがあります。

リーフレットは、1枚の用紙を折りたたんで作られ、情報量をそれほど求めない場合に使用されることが多いです。

一方で、パンフレットは、ブックレットと本の中間に位置し、比較的多くの情報を伝える際に利用される冊子です。厳密にいうと、冊子のページ数が49枚以上の場合は本に分類され、48ページ以内の冊子をパンフレットと呼びます。

ブックレットも48ページ以内になることが多い冊子ですが、パンフレットよりも宣伝広告のイメージを薄め、控えめな印象を与えたい場合に選ばれる名称であり、決定的に異なるわけではありません。

また、ブックレットは独立して販売されることもあり、無料で配布されることもあります。学校や企業が、資料をまとめて配る場合にも活用され、多岐にわたる用途で利用されています。

ページ数が限られているため、厚さや重さがほとんどなく、取り扱いが容易です。情報をコンパクトにまとめたい場合に適している伝達手段です。

ブックレットの作り方

ブックレットを作成する方法は、主にふたつの方法があります。ひとつはテンプレートを活用する方法で、もうひとつはネット注文を利用する方法です。

テンプレートを利用すると、自由度は若干制限されますが、デザインに自信がなくてもかんたんにブックレットを作成できます。少数の部数で問題ない場合などは、コストを紙代とインク代だけに抑えられます。

一方、多数の部数が必要な場合は、ネット注文を活用するとスムーズです。希望通りのブックレットが完成するため、必要に応じて使い分けましょう。

また、ブックレットを作成する際には、製本方法、サイズ、綴じ方などを決める必要があります。これらの要素を考慮せずに作成すると、思い通りのデザインやレイアウトが難しくなります。

製本方法

ブックレットを制作する際には、まず綴じ方を決めましょう。無線綴じか中綴じが一般的です。

無線綴じは、ホッチキスや糸を使用せずに冊子を作成する方法で、ページ数が多い冊子に適しています。

中綴じは、冊子の中央部分をホッチキスで止める方法で、ページ数が少ない冊子に適しています。中央部分を固定するため、見開きがしやすく、製本が簡単です。

サイズ

ブックレットは、使用する場面によって適切なサイズが異なります。CDやDVDの中に収めるブックレットは、ケースの大きさに合わせる必要があり、電化製品に同梱する取扱説明書は、小さすぎると文字が読みにくく、内容が伝わりにくくなります。使用する用途に合わせて、適切なサイズを検討しましょう。

ページ数

サイズを決めたら、盛り込む情報量に応じたページ数を考えます。印刷会社によっては4の倍数でページ数を調整する必要があるため、事前に確認し、内容の配置を検討しなければなりません。

用紙

適切な用紙を選びましょう。ブックレットのような冊子を作る場合、コート紙やカード紙が適しています。写真が主体の場合はマットコート、文章が主体の場合は上質紙を利用すると、理想的な仕上がりになります。

ブックレットを作るときの注意点

ブックレットを作成する際には、いくつかの注意点があります。注意して制作しなければ、制作側が伝えたい情報が伝わりにくくなってしまいます。よく検討して制作しましょう。

読みやすいこと

ブックレットの目的は、書かれた情報を読んでもらうことです。ブックレットのサイズが小さすぎると内容が制限されてしまい、盛り込みたい情報を削らなければならなくなります。

とくに、説明書や注意書きなどのブックレットでは致命的です。ブックレットとしてよく使われるサイズとしてはA4、B5、A5、B6があり、それぞれ適した用途があります。封入するパッケージなどの大きさに影響されますが、ユーザーが読みやすいかを第一に考え設計しましょう。

自分で制作する場合

ブックレットの制作費用を抑えたい場合、自分で作成する方法もあります。テンプレートを活用すれば、デザインに自信がなくても高品質なブックレットができます。

しかし、自分で制作する場合は、製本方法や紙の選択など、多くの専門的な知識が必要です。したがって、知識のない個人が制作したブックレットでは、制作側の意図を伝えきれない場合があります。

とくに、初めての場合や、こだわったブックレットを制作したい場合は、専門のデザイン会社に依頼することをおすすめします。ブックレットの相談から製本まで、トータルでサポートしてもらえるため、スムーズに制作を進められるでしょう。

また、製本方法やサイズの選択など、専門的な知識を持っているため、クオリティの高い冊子に仕上がります。

なかには、1部から注文が可能なデザイン会社もあるなど、少数部数での注文にも対応しています。ブックレットを初めて作成する場合や、クオリティを重視する場合は、サービス会社に依頼するのがおすすめです。

まとめ

ブックレットの制作には、さまざまな注意点があります。サイズやページ数、用紙など、検討しなければならないことは多いです。なかでも、ユーザーが読みやすいかどうか、よく確認しましょう。いくらデザインが優れていても、伝わらなければ意味がありません。とくに、自分で制作する場合は注意が必要です。ブックレット制作で迷ったときは、専門会社に依頼することをおすすめします。読みやすく、クオリティの高いブックレットが完成するでしょう。

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